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2012年10月

2012年10月31日 (水)

ひとり唄-217-

217

 

世界中の誰もが
私の愛を反対するだろう

もはや あなたさえもが

でもここにまだ
こんなに熱い私がいる
真夜中にひとり
あなたの名を噛みしめて
流れる涙も
からだから迸る叫び声も

ほんとは
からだ中からの
この愛への声援

誰の味方もなくとも
手紙書く手も
写真見る目も

あなたを覚えている
からだも
記憶も

ぜんぶ
ぜんぶ
私の味方をしてるから
まだ倒れるなと言ってくる

 

 

            (Poetry;2012.10.02.02:04/Photo;2012.09.16)

 

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ひとり唄-216-

216

 

愛は
なんと見返りを求めるんだろう

声をかけてほしい
手をつないでほしい
もう一度
笑んで
笑んでほしい

なんと無欲とほど遠い
無償の愛を尊く思えど
難しい
難しい

こんな私の
剥き出しの愛なんぞ
確かにひとりじゃ
荷が重かろね
荷が重かろね

 

 

            (Poetry;2012.10.02.00:19)

 

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ひとり唄-215-

215

 

友の傍らで語らうと
冷たい井戸から
ひととき、
陽のさす大地に出たようで
言葉の温度がしみわたる

私を見知る友の声
それは歴史あるもの
名もない歴史でも
私をこの世と繋げ
明日へと繋げる

やさしい過去とは
大事な何かを温める
立派な「歴史」

 

 

            (Poetry;2012.09.26/Photo;2012.04.12)

 

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2012年10月24日 (水)

ひとり唄-214-

214

 

やまない雨はないとか
がむしゃらはやめ
やむならやめばよし
降るなら降り続け

ずぶ濡れのあなたを空想で抱く

 

 

            (Poetry;2012.09.24)

 

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ひとり唄-213-

213

 

想いをどれだけ注いでも
受け取る器が
ねじくれて
穴ぼこだらけじゃ
注いだものはそこいらじゅうに流されて
干からびていくばかり

水のひと雫を受け取る気持ちをなくした人

もう、待つでもなし
待たぬでもなし

 

 

            (Poetry;2012.09.23)

 

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2012年10月18日 (木)

ひとり唄-212-

212

 

いつまでも待つ犬がいたっけ
いまの自分に似て
ただの生粋の本能と
温かな記憶だけで
体が勝手にそこから動けない

たぶん私は人でなく
野生へ還り
ちっさなけものになり果てたんだろう

人への帰り道は
なんだか、遠い

 

 

            (Poetry;2012.09.22/Photo;2012.06.24.)

 

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ひとり唄-211-

211

 

去った友が
「あの時はごめん」と戻ってくれる
深く省みる人の美しさよ

そうして、
夕暮れ雲を眺めていたら
夕べには
気づきもしなかった己の罪に気づく

誰もがほんとは愛したいのに
膝っ小僧擦りむいて
べそかいている赤い空の下

 

 

            (Poetry;2012.09.21.01:55)

 

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2012年10月 9日 (火)

ひとり唄-210-

210

 

巨大水槽の前
迷いなく前向き泳ぐマグロたち
立派な体でぐんぐん
水の中 走る

…お魚はいいな
迷いがなくて

そう思ったら
群れの中
目立って逆走する少し小さな一匹
思い直してまた前向きに
それから気づけば、
やっぱり迷って逆走
…の連続

過去に囚われ
迷ってばかりの私のようだ

そんな魚を
独りでしばらく見つめていた

 

 

            (Poetry;2012.09.18.18:27/Photo;2012.09.18;葛西臨海水族園)

 

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ひとり唄-209-

209_2

 

あなたの視線は
微妙にずれていて
その違和感に
めそめそ嘆く

でもふいに気づく
視線の影の語るもの
怒りから
悲しみから
愛からも
目を逸らしたんだと

あなたという地図の上
今もまだ、
くるくる迷子

 

 

            (Poetry;2012.09.17.01:39/Photo;2012.05.05.)

 

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2012年10月 8日 (月)

ひとり唄-208-

208

 

真夜中に道路工事の音がする
私が「どうせ私の道は暗い」と
嘆く時間にも
工事の人たちは
明るい道を闇夜で造る
その尊さと
私の小ささと

けれど
私には這い上がる力も
涙や痛みを止めるすべもわからず

できるのはただ
闇夜の中で感謝することだけだった

 

            (Poetry;2012.09.14.01:48/Photo;2011.02.21.17:18)

 

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2012年10月 7日 (日)

ひとり唄-207-

207

 

ほんの少しは
水たまりを越えるほどの力が湧いたのに
もう泣き暮らす日々に疲れ果て
動けないまま
季節ばかりが高速で巡る

それならいっそ
明日の朝には
古木のような老婆になっていればいい
そしてスイと神さまに召されたい

 

 

            (Poetry;2012.09.14.00:28)

 

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ひとり唄-206-

206

 

玄関を開けると1匹のショウリョウバッタ
こんな地面から遠いコンクリートに
迷い飛んで困って
通じもしない言葉をかけ続け
プチトマトのパックで捕獲する
急いで階段を駆け下り
近くの草生い茂る処へパックを開け放つ

バッタは不思議と腕によじ登り
草に乗るのを見守った
元気で生きていくんだよという
私の声を聴くように
草の上、立ち止まっていた細いバッタ

それから
夕暮れ空の下
自転車こぎながら
泣けてきて、
困った

 

 

            (Poetry;2012.09.13.18:18/Photo;2012.09.13.17:41)

 

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ひとり唄-205-

205

 

想いを振り払われ振り払われ
もはやどんな角度からも声が届かない
それでもあなたは逃げ際に
私の無事をまだ気遣うから

捨て去れなくて
捨て去れなくて

 

 

            (Poetry;2012.09.10.16:53)

 

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2012年10月 4日 (木)

ひとり唄-204-

204

 

今日が終わり
灯り消せば
しんと胸が冷えて
悩みがにょきにょき生えてくる

黒くて果てない川に独りで
笹舟に揺られているようだ

いつまで電話を握りしめていても
この時間に
なんの通信もない
できるあても
なのに
なのに

 

 

            (Poetry;2012.09.07.00:09/Photo;2011.0927;埼玉県巾着田)

 

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ひとり唄-203-

203

 

何を食べたいかもまるでわからなく
夕方の賑わうスーパーを彷徨い歩く
飛び交う威勢のよい声
買い物客のエネルギーの飛び交う中で
力なく何分も空っぽのカゴ持って
何も決められない私は
ここにも存在しないみたいだ
まるで
幽霊のようで

ああ
湯豆腐なら食べられそうだ

 

 

            (Poetry;2012.09.05.02:02)

 

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ひとり唄-202-

202

 

あなたの写真を
振りかえるように見ようとした真夜中
呪われたように
警告音が鳴って
ラインは断線した

神さまからの「ふりかえるな」の警告だったか
あなたからの「助けて」なのか

今は世界とつながらない私
まるで、
いない私
いない私
あなたからの負のエネルギーが
私の回線をまた千切ったかと疑ってしまう

 

 

            (Poetry;2012.09.02.19:55)

 

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